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コンゴから日本へのいばらの道のり:内戦の地獄から日本への亡命

[著]シャルル・イェンデ ムプンガ
[訳]木森隆 / Independently published
難民の体験を知る

著者はキンシャサに生まれ、あらゆる暴虐の蔓延るコンゴ民主共和国大統領モブツの独裁時代、1996年からの内戦の渦中で人権擁護活動を続ける。それ故、自身の生命を脅かされ、図らずも未知の国、日本へ亡命。しかし、寧ろ苦難は日本に来てから更に十数年も続くのであった。それでも著者は日本で零点数%の『認定難民』とされた稀有で『幸運な』例。時代は20年以上前だが、我が国の難民を巡る状況は何も変わっていない。

紹介した人

NPO 法人 難民自立支援ネットワーク(略称REN)