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シリア 震える橋を渡って ――人々は語る

[著]ウェンディ・パールマン
[訳]安田菜津紀
[訳]佐藤慧 / 岩波書店
難民の体験を知る

シリアの民衆蜂起、武力紛争、難民危機について、私たちシリア人が何を間違えたのか、どうすればよかったのかを上から目線で語る多くの本とは異なり、この作品はシリア人自身の物語とその声に焦点を当てています。シリア危機を生き延びた人、活動家、難民、移動を強いられた人々の個人的な体験を通じて、シリアの現実を伝えています。シリア危機を生き延びた一人として、この本がシリアの状況を理解するための繊細な視点を提供してくれることに感謝しています。

紹介した人

マスリ(出身国:シリア、 RHEP学生(博士課程))