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ぼくたちのことをわすれないで ロヒンギャの男の子・ハールンのものがたり

[作]由美村嬉々
[絵]鈴木まもる / 佼成出版社
難民の体験を知る

「世界で最も迫害された民族」と呼ばれる、ミャンマーの少数民族ロヒンギャ。彼らは国籍を取り上げられ、2017年8月25日には痛ましいジェノサイド(虐殺)が起きました。
それから7年、今も100万人が難民キャンプに閉じ込められています。その実情を知るうちに、私の中で「わすれないで」というメッセージが浮かび上がってきました。
少年の瞳の奥の哀しみが、一人でも多くの人に伝わりますように……。

紹介した人

由美村嬉々(作家・編集者・絵本カタリスト®)